合氣道真生会川崎高津道場　活動報告

今年（令和４年：２０２２）は小さな川崎高津道場にしてはけっこう色々なことがあった一年だったように思います。

１月にははるばるカナダから合氣道修行道場のあゆみさんがご来訪くださり、８月には道場長であるガブリエル一＝ディマルコさんも一緒にご来訪くださいました。

２、６、９、１１月には小戸神武会合氣道の片山先生と神部さんがご来訪。

高津の仲間には３月に二人、７月に一人、１１月には三人の昇級者がありました。

１１月には中野で小戸神武会合氣道と合同演武を行い、普段は合氣道に関わりのない方々にもご観覧いただける機会となりました。また春風館合氣道の堀先生、健康のための合氣道の広瀬先生、石川先生もいらしてくださり、共に先師の教えを受け継ぐ方々と交流を深めることもできました。

自分(吉見)個人としては２月、１０月に小戸神武会合氣道の講習会に参加、１１月には親徳館合氣道の本多師範が講師を務める講習会に参加しました。演武や講習会への参加は、もちろん自分たちの修練、勉強という目的がありますが、同時に同じ先師の教えを受け継ぐ方々と真生会との結びつきをつなげておきたいという思いが強くありました。

色々な方々のご指導、ご協力のおかげで、有意義で楽しく稽古ができ、大きなケガをするような仲間もいなかったことは幸いでした。

ただ、中野の演武に関しては高津の仲間たちにいろいろ負担をかけてしまいました。それに相変わらず真生会にはなんの貢献もできていないことを大変心苦しく感じています。無駄に騒がしくするのは真生会としても望むところではないと思いますので、２０２３年は外向きの活動は控えて静かな姿勢を心掛けようと思います。元より自分は真生会において寒村の水呑み百姓や荷担ぎ人足にも及ばない端下の者ですから、黙々と地道に働くことが本来あるべき姿でしょう。

２０２３年は開祖ご生誕１４０年、先師ご生誕１００年という記念の年です。蛇足ながら川崎高津道場も稽古を始めて１０周年を迎えます。改めて気持ちを整え、合氣道の精神を大切に、仲間たちと恙なくよい稽古ができるよう努めたいと思います。

皆様、何卒宜しくお願い申し上げます。

川崎高津道場　吉見新